山葵色の衣

kihada2004-06-21

一ヶ月近く放置してました。
前回書いたのは、実は職場の方が亡くなったときで、今回は親戚が亡くなってたりします。私は誰かが死ぬたびにコレを書くのかね。っていうかキャラが変わってるような気がします。


伯父が亡くなったわけですが、あまり話をしたことがなく、心情的には職場の人が亡くなったことの方がショックだったりします。何なんですかね。
で、夜勤明けで葬式に行ってきたのですが、故人や遺族には甚だ失礼ですが、ただひたすらに眠かったのでした。半ば夢見ながら、不埒なことばかり考えていました。


お寺でお坊さんが来るのを待っていたのですが、お坊さんが座るところにはマイクがセットしてありました。目立たないようにか小豆色のスピーカーが装飾の間に埋もれています。2カ所にマイクがあったのですが、うち一つは頭の部分が金色に輝いていて、自宅用カラオケセットとかどこかにあるんだろうなと思ったりしたのでした。
そうなると様々な鳴り物が置いてあるのが気になって仕方ありません。何か絵の描いてある太鼓とかシンバルみたいのとか拍子木みたいのとか。あー、葬式ってのはお坊さんのライブ活動なのではないかなと思ったのでした。明らかにビジュアル系(死語か?)です。
「ヴォーカル兼パーカッションのSYOKO(焼香)です」
「同じくヴォーカル兼パーカッションのGOREIZEN(御霊前)です」
「同じくヴォーカル兼パーカッションのNOKAN(納棺)です。それでは聴いてください。般若心経!」
という妄想がふくらんで、頭の中で笑ってたのですが、いま冷静に見るとたいしたこと無いですな。


こういう儀式はよくわかってなくて、でもいちいち勉強もしてらんないわけで。ご焼香のやり方とか、毎回前の人のを見ながらだったりします。でも冷静に見るとつっこみどころがいっぱいです。お坊さんが頭を剃る儀式があったのですが、カミソリが必要以上に光り輝いていて、頭斬って血がどくどく出ないか心配してみたり。いや、剃る振りだけなんですけどね。