揺らいでるバーントアンバー

kihada2004-11-09

両面テープを「りゃんめんてーぷ」と読む私ですが、また色とタイトルの話。ちゃんとやりきることにします。


#96 紫の雲路
加納朋子の『レインレイン・ボウ』から。紫の雲路は「極楽浄土の空」だそうです。この日記を書き始めた頃から、紫はこの言葉で行こうとか思っていました。
紫の空って、カミサマも趣味が悪いなと思います。


#97 新鮮な魂の蝋
カウボーイビバップのサントラより。
蝋色は、CMYKのKの値が100となっています。「黒」にはシアンとマゼンダが30ずつ入っているのですが、その意味で蝋色は黒よりも黒いのかも知れません。あと、この日の日記は凹みまくってて、あー、この色がピッタリだったのかなと思いました。


#98 藍鼠は誰にも出会えず
特に深い意味はないですね。あい。


#99 シュリンプピンクに見送られて
あー、これも思いついた言葉をくっつけただけですな。
「シュリンプ」は小型の海老で、茹で海老の色だそうです。あと、「シュリンプピンク」って3回続けて言えませんでした。


#100 トープは殻の色を知る
「トープ」はモグラ。意味はありません。モグラって「土竜」とか書いちゃって、漢字で書くと格好いいんですけどね。
弘司というイラストレーターがかつていまして、高校生の頃は色の使い方とか、髪とか目の描き方が、すごく格好良いなと思っていまして、よく真似してました。で、その人の画集に『殻の色』というのがあり、勝手に「あー、自分の殻の色を知るにはそれを破って外に出るしかないんだなー」とか思っていたのでした。この人、現在は何やってるんだろう。