崩壊するバーントオレンジ

kihada2004-11-16

えー、まあ、予告していたとおりに大河ドラマ新選組!』について、いくつか思うことを書きたいと思います。


三谷幸喜脚本と言うことで、一話目から見ています。氏の関わったドラマが好きなんですね。『合い言葉は勇気』とか『古畑任三郎』(日本版『刑事コロンボ』だと思いますがどうでしょう? いや、パクリとかいう意味じゃなくてね)とか。『新選組!』も、概ね楽しんで見ています。
近藤勇が無駄に「良い人」に描かれているのが、ちょっと引っかかる時もありますが、あと勇の「はっ!!」もヘンですが。それよりも、このドラマの中で、新選組が一番輝いていた時期はいつだったのだろうと。個人的な意見になりますが、すべてが上手くかみ合っていた新選組の黄金期を見たかったなーと。いや、新選組にそんなのはなかったのかも知れませんが、何か仲間内でのいざこざがずーっと続いていて、スッキリしないのです。ドラマの中での新選組黄金期を挙げるとすると、一話目の冒頭になるのかな。そういうのをもっと見たかったなーと。
最終回まで残りわずかとなって、新選組は負け続けてしまうわけですが、京での黄金期があればこそ、敗走の時期にも無駄に感情移入できてしまうんじゃないかなーとか、勝手に思ってます。何か頂点に達しないまま落ちている感じなんですね。
敗走を続けながら、江戸や多摩にいた頃を思い出されたりすると嫌だなー、たまんないなーと。微妙な駄洒落が出たところでワケがわからなくなってきたので止めようと思います。