忘れ咲いた灰桜

kihada2004-11-26

うろ覚えなんですが、人間と猿の決定的な違いは顔の表情の種類らしいです。あ、「猿とそれまでの生物との差」だったかもしれません。と、NHKスペシャルの『地球大進化』でやってました。えーっと、木の上から地上に降りてきた霊長類は視力を発展させ、よく「見える」ことで外敵に対処したり、エサを探すのに役立ったのだけど、相手の顔もよく見えるようになったので、顔の筋肉が増え、様々な表情を作ることが出来るようになり、結果、それまでよりも高いコミュニケーション能力を得ることが出来たと。


また、ヒトの祖先は20種類ほど現れては絶滅していったそうなのですが、最後まで残っていたネアンデルタール人と、人間の直系の先祖であるホモ・サピエンスとの違いはほとんどなかったそうです。唯一の違いとしてあげられているのが、声帯の発達具合で、ネアンデルタール人はそれほど流暢に話すことが出来なかったようです。様々な情報を後世に伝えることが出来たホモ・サピエンスの方が有利だったわけですね。


以上はものすごく曖昧な記憶からですので、あまり信じないように。って番組HPみたらちゃんと情報載ってますね(http://www.nhk.or.jp/daishinka/index.html)。
で、要するに私が言いたいことは、人間を人間たらしめているのはこれらのコミュニケーション能力なわけですけど、それを放棄しちゃってる人間がいて、あー、こうなると最終的に敵意しか持ち得ないのだなと、夜勤をしていて思いました。