牡丹の三連星

職場の忘年会に行ってきました。旅館でしたが座敷ではなく椅子とテーブルで、開始前の喧噪の中、料理をだらーんとして眺めつつ、ふと廊下を見たらピンク色のミニスカートが３つとそこから生えた脚が６本、廊下をすすすすすーっと歩いてきて、戸を開けて入ってきたのでした。
おそろいのミニスカート、色はどぎついピンク（色名にキョーミがあると書いておきながらその語彙がないのが悲しい。家に帰って調べたら「牡丹色」がぴったりでした）、怖くてそれ以上うえを見ることが出来ません。いや、何かのハズミか好奇心を抑えられなかったのか、見てしまったのですが、その上に乗っかってる顔も、ある意味その服を着るべき顔なのかも知れないけれど、とにかく怖かったです。鄙びた温泉地に棲む魔物だなーと思いました。すごくテンションが下がり、あー好奇心が猫を殺すのだなと思いました。
いや、その恐怖の三連星はすぐにいなくなったのですが、だったら何しに来たんだろうと思うのですが、いや、彼女らもフツーの格好をしていればそんなに怖くもなかったんだろうけど。…あの格好で帰って行ったんだろうな。冬の雨の中。


こういう大きな飲み会だと、だんだんグループが出来ていってしまって、何ともその中に入りづらくなってしまって、ウツ気味になって帰るというパターンが多いのですが、今回はどういうワケかポケットの中に入っていた（嘘です、家から仕込んできました）ミスターラビットを使って近くの人に手品をして見せて、無理矢理に世間の輪の中に入っていったのでした。結構みんな簡単に引っ掛かるなー。ウサギが増えていく部分では大してビックリしないのですが、最後の合体して大きくなる部分では皆さんかなりビックリされます。あー、面白い。とかやってたら一番エライ人に捕まり、しつこく何度もやらされた挙げ句に説教されましたが。
あとビンゴゲームでは自動ゴマすり機が当たりました。うわー、いらねー。