上目遣いの唐紅

kihada2005-05-05

ニンテンドッグス雑感。


このソフトが発売される前、雑誌やネットで犬の姿を見て、なんかちょっとイマイチかなと思ったのでした。ホンモノにはほど遠い。でもDSの能力ではこれが限界なのだろうと。ゲームのシステムとかに惹かれて、相方と一緒にやったら面白いだろうなとか思って、買うことはほぼ決定していたのだけど、その一点がやや気がかりでした。


でも実際にワンコが動いてる姿を見て、その「気がかり」は消えてなくなりました。確かに、ポリゴンが部分的にかけたり、ヘンなところにめり込んでたりしているのですが、そこにいるのは三角形の組み合わせで描かれたモノなどではなく、ワンコなのでした。まあ、実際のワンコは、あんな風にわかりやすい表情を出したりしませんけど。


えー、このゲーム(語り尽くされたと思いますが、もうそれまでのゲームという括りからは逸脱してますが)が大好きなのです。でも同時に悲しさ、寂しさを覚えたりもします。ワンコはずっと子犬のままです。病気になることも死ぬこともありません。もっとも可愛らしい姿のまま、半永久的に生き続ける。それは実際に犬を飼うこと、買うことで知る悲しさや苦労から簡単に目をそらしてて、嬉しい部分だけ持続してる。現実にはあり得ない「ゲーム」です。説明書にもその点の注意書きはあるわけですが、このゲームをやって実際に犬を飼って、結果悲しいことにならないよう祈りたいなと。


いろいろ悩んだ結果、こうなったのだとは思いますが。