錆浅葱の技法

kihada2005-12-18

大雪でございます。ものすごい寒波が来ています。
そんな夜に私は映画『あらしのよるに』を見にいったのです。
『おおゆきのよるに』です。
それが書きたいが為にこの日を選んだのです。


えー、映画で泣いたの、久しぶりです。
相方さんは映画観るといつも号泣なんだけど、私は割と冷静に、演技とかカメラとか見てしまいます。物語の先を読みたくなったり。こういう結末かなーとか思ったり。まったく物語に入れないのですね。
あらしのよるに』は、途中ウトウトしてしまったりしてたのですが、ところどころ来そうになってて、雪山でのふたりの会話はもうボロボロと。あい。


市原悦子さんの声が良かったです。っていうかこの人、ドラマで見てると役者さんなんだけど、アニメの声をやってると『まんが日本昔ばなし』にしか聞こえなくなってしまうけど、一発でこの人とわかるのが、良かったなーと。
後は、星。正確かどうかわからないけど、多分わりと正確に、星の位置を描いていたような気がします。いや、全然ウソかもしれないけど。


あらしのよるに』をはじめて知ったのは、職場の方がオススメだよと持ってきた絵本からでした。読んでみてといわれて、あーなるほどそういう話ねと、大した感動もなく、でも相手は目を輝かせて「どうだった?」って訊いてくるわけです。
で、今調べたら、読ませてもらったのは『大型版 あらしのよるにシリーズ(6) ふぶきのあした』。シリーズの一応の完結編です。それまでのことを知らずに、いきなり最終話だけ見せられてもー。多分、一冊目から順に読んでいけば、間違いなくここで泣いていて、私も「さーこれ読め」と最終巻を貸していそうな気がしますけど。